無職初日

勤め続けた毎日が終わり、本日をもって無職となった。始業時間に同じチームの老年男性から情報共有の着電あり、既知の内容だったが「お心遣いありがとうございます」と返す。歯医者を受診しているあいだにもう一度電話あり、留守録が存在しないので折り返す…

なさけない念仏をとなえる

新幹線にゆられながら口にするのは、粗挽きブラックペッパーとビールだった。 でたらめなこと、だけれども自分にとってスジの通したこと、そういった細部がだらしない生き方を支えている。 数日前、静岡に住む友人に連絡をして、そこを小旅行の目的地とした…